学校の教諭、塾の講師、家庭教師において、生徒の本質を見抜くことに努めなければなりません。
勉強の問題でいえば、浪人したくないから予備校に通い、苦手分野を克服したいから塾に通い、教育の義務で学校に通っています。
しかし、生徒の心理、周りの人がとるべき態度、難問の悩みを抱えていた生徒がどう解決していったのか、そうした総合的な経験をベースにしながら一緒に考えることで初めてうまく解決できることがあります。
閃き(アハ体験)もその一つです。
家庭教師は教師という仕事を通じて、生徒の人生におけるかなりの部分を共有することが必要になってくるわけです。
教科書で習うことが社会に出てどれだけ必要になるのか、社会的な経験値を活かして単純な学習ではなくトラブルに悩んでいる生徒の本質的な解決に対しては、総合的カウンセラーにもならなければならないのではないでしょうか。
ちょっとした疑問を感じても自分では対処できず、かといって友達の回答が正しいのかの判断もできず、教諭や教師に相談するでしょう。
自分だけで判断し、時間が経過してしまうと、問題の解決が難しくなることは少なくありません。
それは、次から次に習得しなければならない課題があるからです。
もっと早く来てくれたら、そういう家庭教師は重要な部分に的を絞り、理解できるまで丁寧に指導してくれます。